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(EM研究機構)
米のとぎ汁発酵液やEMぼかし
の作り方が掲載されています。
EMが台風14号の衛生対策に活躍
宮島町大聖院の悪臭が消えた
今年、日本列島を襲った台風14号が各地に甚大な被害をもたらしたことについては、皆さんの記憶にも新しいことと思います。その爪痕があちらこちらに残される中、EMが台風被害の衛生対策に効果を発揮しました。その対策の一事例として、広島市佐伯区宮島町「大聖院」での悪臭対策事業をご紹介したいと思います。
厳島神社の裏手から坂を上っていくと、寺院が見えてきます。真言宗御室派の大本山・大聖院です。かの空海が宮島に渡り、この地で開基して約1190余年。宮島最古の寺院と云われています。霊火堂には開基以来燃え続ける「消えずの火」が守り継がれており、広島平和記念公園の灯火のもとになっているのは有名な話です。
宮島では台風14号により土石流が発生しましたが、まさにその発生場所は大聖院の裏手であり、境内に大量の土砂が流入しました。
奇跡的に建物や文化財の損傷は免れたものの、寺院内外に堆積した土砂の撤去作業は困難を極め、また土砂から発生する悪臭が問題となりました。
そのような状況の中、NPO法人瀬戸内海環境会議を通じて、広島EM普及協会が依頼を受けました。普及協会ではすぐさまこれに応じて、太田川ジャブジャブ大作戦のメンバーを中心にボランティアグループを結成。2回に渡るEM散布作業を行いました。
初回の散布作業は9月22日に行いました。現場には土砂のニオイが漂い、強い不快感が感じられました。
今回はEM活性液を10〜15倍の高濃度に希釈し、ジョウロを用いて地面および建物内外の至る所に直接散布するという簡便な方法を用いました。特別な器具や技能が無くても、誰でもすぐに実行できるのはEMの利点のひとつです。このときは、最も悪臭がひどかった本堂の周辺と境内全体に実施しました。一部の区域は復旧作業の最中であり、散布が困難であったため日を改めて実施することにしました。
続けて11月8日に、2回目の作業を行いました。前回と同じ方法で、境内のうち未だにニオイが感じられた場所と、参門に実施しました。この頃には境内の復旧作業は既に完了しており、散布に支障は無い状況でした。
数日後に、壇家の方にその後の状況を確認すると、ニオイが消えて助かったとの嬉しい報告を受けました。2回目の作業に訪れた時には、以前の強烈なニオイが無くなっていることが実感できました。
それでもニオイが気になっていた箇所が幾つかありました。しかし、2回目の作業を終えた後に訪れた時には、それらの場所のニオイも消えておりました。
なぜEMで悪臭を除去することができるのでしょうか。
土砂災害による悪臭は、メタン菌、硫酸還元菌が作用して、土砂にまみれた有機物が酸化分解され、それが腐敗してメタン、硫化水素などが発生したものです。
この土砂にEMを投入することで、直接的にはEMに含まれる有機酸が悪臭を瞬時に中和して臭いを消します。同時に、悪臭の基であるメタン、硫化水素を光合成細菌がエサ(基質)として取り込み、抗酸化物質を排泄します。
その抗酸化物質が酸化腐敗を抑え、その結果、有害菌、腐敗菌が抑制され、逆に乳酸菌が増殖することで、土砂の腐敗物が発酵分解に誘導され悪臭が除去されます。
災害時の悪臭・衛生対策にEMを使うことの利点は何かを考えてみたいと思います。
一つは人間・環境にとって安全で快適なものを使って、対策ができるということです。通常は衛生対策には、クレゾールなどの化学物質が使用されます。しかしこれらの物質は人間の健康を害するのみならず、生態系をはじめとして環境にもダメージを与えます。何よりも、こうした物質は人間にとっても決して快適なものではありません。
EMには自然界に存在する菌体や物質しか含まれておらず、安全性も確認されています。また、人間の健康を害したり、不快感を及ぼしたりすることはなく、むしろより健康で快適な環境を作り出すものです。
もう一つは安価で単純、誰にでも使用できるということです。今回使用した器具のうち、最低限必要と思われるのはジョウロとバケツだけでした。また、今回散布したEM活性液(100倍)は140リットル。材料費は約一万円前後です。もっとも一般家庭レベルでは20リットルもあれば十分ですので、相当安価に済むことがわかります。
実際にかのスマトラ島沖地震でも、タイ国軍によるEMの徹底散布が大きな効果を挙げており、その有効性はすでに証明済みです。災害等における衛生対策では、積極的にEMを用いることが望ましいといえます。
広島EM普及協会では今回の事例のように、EMによる衛生対策の指導を行っております。基本的には、EM活性液の作製や散布方法などの実地指導を行い、その後はEM資材の購入・培養・散布までを自立して行っていただくことを前提としています。
EMによる衛生対策をお考え・ご希望の方は、広島EM普及協会までお問い合わせ下さい。(尚、指導にあたっては交通費・材料費等の必要経費を請求させていただきますのでご了承下さい)
平成17年11月26日 広島EM普及協会
(この記事についての質問や詳しい内容は、広島EM普及協会までお問い合わせ下さい。)